沼と呼ばれる男
こんにちは、事務局です。
先日、コーチからこちらのテニスプレーヤーを教えてもらいました。
名前は、ジル・シモン(フランス)。
最強のシコラーと呼ばれるプレーヤーです。またの名を『沼と呼ばれる男』。
※シコラーとは、無理に攻めずにひたすら相手のボールを拾い続けるプレーヤーの事。
Youtubeより
この動画を見ても分かるように、対戦中のラリーがとても長い・・・
この時の相手は、ガエル・モンフィス(フランス 2月8日現在世界ランキング11位)。
モンフィスと71回のラリーの末、ジルシモンの粘り勝ち!
モンフィスが、かなり疲れた表情をしてますね。
当のジルシモンは、これだけ長いラリーをしたにもかかわらずそんな表情はあまり見えないような・・・
返しても返しても戻ってくる・・・
『沼』(どっぷりハマって抜け出せない状態)と言われる意味が、少し分かった気がします。
この動画を見てコーチが何を伝えたかったのかと言いますと、ラリーを長く続けられる事も武器になるという事。
今の時代のテニスは、攻撃的なプレースタイルが主流となっています。
しかし、ジルシモンのようにシコラースタイルで相手を追い詰めてミスを誘う事も出来るので、相手のショットに合わせてカウンターショットを練習する事も大事。
その為には、しっかりとしたコースコントロールも必要となってきます。
※カウンターショットとは、相手からの攻撃的なボールの勢いを利用して、反撃して返す事。
昔と違い個性のあるプレーヤーが減っている中で、個性を持つという事はそれだけでも1つのアドバンテージ(有利)だと申しておりました。
みんな個々のスタイルがあると思うので、自分に合った武器をコーチと相談して見つけましょう!